こんにちは!moyoです。
韓国のお正月は、年始ではなく旧正月が本番です。
今回は、韓国の旧正月の過ごし方について、実際に私が体験したことともにご紹介します。
旧正月とは?
旧暦1月1日のお正月のことです。
韓国語で「설날(ソルラル)」と言います。
日本では新暦1月1日がお正月ですが、韓国では旧暦1月1日にお祝いします。
個人経営のお店などは休業しているところが多いです。
カフェ、コンビニ、大型マートなどのチェーン店はほとんど営業しています。
韓国の旧正月の過ごし方
家族や親戚と会う
日本のお正月は、実家に帰省したり、家族や親戚が集まって新年の挨拶をすることが多いですよね。
韓国でも同じように家族や親戚と会って過ごすことが多いです。

実際に私も韓国人の夫の叔父さんや叔母さんの家に行き、夫のいとこや、はとこなども集まって会いました。
茶礼(チャレ)を行う
茶礼(チャレ)は新年に先祖にご挨拶する儀礼です。
旧正月当日の朝に、先祖の霊を迎える儀式を行います。
韓国語で차례(チャレ)と書きます。

儀式は工程がいくつかあります。挨拶方法やお辞儀をするタイミングなど、色々と決まっています。
初めて茶礼(チャレ)に参加したとき、たくさん工程がありびっくりしました。
また、20種類以上の食べ物をお供え物として用意します。
これを차례상(チャレサン)と言います。
茶礼(チャレ)が終わった後に、みんなで食べます。

実際に親戚の叔母さんがたくさんの食べ物や料理を用意していました。
地域によって用意するお供え物は様々です。
夫の地域では、りんごや梨の果物、焼き魚、ナムル、ジョン(お肉や野菜を卵と小麦粉をつけて焼いたもの)などがありました。
新年の挨拶 歳拝(サベ)をする
歳拝(サベ)は、目上の人に対して行うお正月の挨拶です。

上の絵のように、ひざまずいてお辞儀をします。
挨拶の後、子どもたちはお年玉をもらいます。

初めての旧正月で、大人ですが私もいただきました(笑)
떡국(トック)を食べる

떡국(トック)は、日本のお雑煮のようなもので、うるち米を使用したお餅が入ったスープ料理です。
日本と同じように韓国でもお餅料理を食べます。

旧正月中、毎日1食は떡국(トック)を食べていました(笑)
떡국(トック)については、こちらの記事で詳しくご紹介しているのでぜひ読んでみてください。
2025年の旧正月はいつ?
1月29日(水)です。
その前後は祝日のため、1月25日(土)〜1月30日(木)が連休です。
本来1月27日(月)は平日でしたが、2025年1月8日に韓国政府が臨時休日としました。
そのため3連休から6連休になりました。
旧正月は、旧暦なので毎年日付が変わります。
韓国の旧正月の過ごし方 まとめ
今回は、韓国の旧正月の過ごし方をご紹介しました。
日本では新暦1月1日がお正月ですが、韓国では旧暦1月1日が本番です。
旧正月は旧暦なので、毎年日付が変わるのが特徴です。
家族や親戚と集まってお祝いしたり、お餅料理を食べたりと日本と似た過ごし方をします。
また、茶礼(チャレ)や歳拝(サベ)と呼ばれる儀式や挨拶など、日本にはない文化もあります。
旧正月の連休中はお店が休業していることもあるので、お店の営業時間を事前に調べるなどしておくと安心です。
韓国旅行に行かれる際はご注意くださいね。
コメント