こんにちは!moyoです。
韓国料理屋さんでサムギョプサルを注文したら、お店の人がハサミでお肉を切ってくれたという経験はありませんか?
韓国では、料理や食事中にハサミを使うことがよくあります。
実際に、韓国人の夫や義家族が使っているところを頻繁に見かけます。
韓国で、ハサミはキッチン用品の必須アイテムなんです。
そこで、今回は韓国の食文化「ハサミ」について、韓国ではなぜよく使うのか?実際に私が経験したエピソードとともにご紹介します。
韓国ではなぜ料理や食事中に「ハサミ」をよく使うのか?
韓国のキッチン用品の必須アイテム「ハサミ」
韓国では、とにかく料理や食事中によく使われています。
なぜそんなにも使われているのか気になり、韓国人の夫に聞いてみました。
すると、その答えは、
「楽だから」

とてもシンプルな答えでびっくりしました(笑)
ハサミを使えば、包丁やまな板をわざわざ出さなくて済むし、その分洗い物も減るし。
何よりハサミの方が簡単に早く切れるから。
だそうです。

確かに〜!と個人的に納得しちゃいました。
また、夫の答えを聞いて、よくハサミを使う理由と韓国の「빨리 빨리(パリパリ)文化」が関係しているのかなと、個人的に思いました。
빨리(パリ)は、日本語で「早く」という意味です。
韓国ではとにかくスピード感、効率の良さを重視していて、なんでも早く早く対応します。
なので、料理や食事中も、早く切れるハサミが必須アイテムなんですね。
韓国ではどんなときにハサミを使うの?
実際に私が韓国に行ったとき、料理や食事中、さまざまな場面でハサミを使用しているところを見かけました。
焼肉を食べるとき


韓国では、お肉が大きいサイズで出てくるところが多いです。
大きいお肉は一旦そのまま焼きます。
ある程度表面が焼けてきたら、ハサミで小さく切って、丁度いい焼き加減になったところで食べます。

日本でも韓国料理屋さんに行くと、サムギョプサルをハサミで切ってくれるところが多いですよね。
ちなみに、韓国のキッチンバサミは、日本のものに比べて大きいです。
刃が長くて、大きいサイズのお肉も簡単に切れます。

夫にとっては、日本のキッチンバサミは小さいそうで、我が家は韓国のダイソーで購入しました。
海鮮料理を食べるとき


特に、韓国はタコ料理が多いです。
このようにタコはそのままのサイズで調理されています。
食べるときは、ハサミで一口サイズに切って食べます。

タコが丸ごと入った鍋もあります。
このときも、鍋が煮えたタイミングで、ハサミで一口サイズに切って食べます。
キムチを食べるとき

キムチを食べるときは、特に大活躍します。
韓国では、キムチを作るときは白菜1個丸ごと漬けます。
食べるときに、ハサミで小さいサイズに切ります。
これを包丁とまな板で切ろうとすると、キムチの唐辛子などが包丁やまな板に付いて赤くなってしまうんです。
これが洗ってもなかなか取れないんです。
でも、ハサミを使えば、キムチケースの中で切って作業できるので、汚れる心配はありません。

お義母さんからキムチをもらったときは、我が家ではいつもハサミで一口サイズに切って食べています。
冷麺を食べるとき
韓国の冷麺は、弾力があり、コシが強いのが特徴です。
そのため、ハサミで麺を短く切って、食べやすくすることが多いです。

お店で冷麺を注文すると、一緒にハサミを出してくれるところもあります。
唐辛子を料理で使うとき

韓国料理といえば、辛いものが多いですよね。
韓国では、特に唐辛子を入れることが多く、調理するときにも、よくハサミを使います。

小さく細く簡単に切れるので、個人的にとても楽です。
【韓国の食文化】キッチン用品の必須アイテム「ハサミ」 まとめ
今回は、韓国の食文化、キッチン用品の必須アイテム「ハサミ」についてご紹介しました。
韓国では、調理器具の一つとして、よくハサミを使用します。
ハサミを使えば、まな板や包丁の準備をせず、洗い物も減って、楽ちんです。
日本では、食事中にハサミを使う場面はあまり見かけないかもしれませんが、韓国ではよくある光景なんです。
韓国料理屋さんや韓国旅行に行くときは、ぜひ注目してみてくださいね。
韓国の食文化を発見できるかもしれません。
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